政治家を目指して
 若者たちにかける夢
 成人を迎えた方々へ
南河内に生まれて

昭和15年11月23日、私は大阪府南河内郡河南町にて生まれました。姉と妹に挟まれた一人息子。戦後間もない頃に小学校に入学しました。比較的田舎であった我々の周囲では、深刻な食糧不足に見舞われることはなかったものの、現代のように物資に恵まれた生活ではありませんでした。

時を同じくして勃発した朝鮮戦争は、今でも忘れることができません。ニュースを見ながら感じた戦争への恐怖は未だ鮮明に覚えており、このような戦争は決して起こしてはならないと心に刻んだ少年時代でした。

中学卒業後、地元の富田林高等学校に入学しました。多感な年頃に、時代の移り変わりを肌で感じながら、「将来は、公共の立場で人々や社会に奉仕する仕事をしてみたい」と一人思い始めたのもこの頃であったように思います。

その後、京都大学法学部時代は、法律の勉強もさることながら哲学や文学にも興味を持ち、また暇さえあれば柔道やラグビーなど様々なスポーツに打ち込み、活発で有意義な青春時代を過ごしました。

建設省入省と米国留学

大学在学中には国家公務員上級職(甲)試験に合格しましたが、父が病気になり大阪に居ろと言われ、進路を決めるのには色々悩みました。結局役所に入り、昭和44年、政府派遣留学生に選ばれ2年間の米国留学を果たしました。私は学生時代から「アメリカで勉強したい」という強い思いがあったので、頑張って勉強し続けた甲斐があったと、とても嬉しかったことを覚えています。

まずカリフォルニア大学バークレー校大学院に入学し、政治学や行政経営学を中心に勉強しました。素晴らしい担当教官や環境に恵まれ、2年過程のところを1年で終了し、飛び級での卒業となり、残りの1年をコロンビア大学にて学びました。

バークレー校のあるカリフォルニアからコロンビア大学のあるニューヨークへの移動には、一人車を走らせてアメリカ大陸横断に挑戦しました。一度やってみたいと思っていた大陸横断の旅。9月中旬の暑い夏の日にカリフォルニアを去り、2日後にはイエローストーン国立公園に入りました。ここでは猛吹雪に見舞われたり、熊の群れに遭遇するなどのスリリングな体験もしました。カナダ国境沿いに東へ向かい、出発から13日後、ニューヨーク・マンハッタンで当時最も高い建造物であったエンパイアステートビルの明かりが見えた時には、感激のあまり目頭が熱くなったのを今でもよく覚えています。


政界進出へ向けて

米国から帰国後、建設省本省各局の仕事を経て、近畿地方建設局総務部長、国土庁防災企画課長、建設省河川局総務課長などを歴任し、平成2年には大阪で開催された「花と緑の博覧会」政府代表代理として80ヶ国の各国代表と親しく交わり、外交の重要さと難しさを経験しました。

国土庁官房審議官を最後に、平成4年春、意を決して官僚生活に終わりを告げ、少年時代から思い描いていた政界進出へのスタートを切りました。平成8年10月の衆議院選挙で生まれ育った大阪第15選挙区から立候補し、初当選しました。

南河内は古い歴史と文化を有する魅力ある土地ですが、当時はまだ社会資本整備の遅れが顕著であり「北高南低」の大阪府政を象徴するものでした。私はまずこの是正に取り組み、より便利で快適な故郷の皆様方の生活の実現に向け、公共施設や文化設備等の整備に注力しました。例えば南阪奈道路の建設や、三日市駅前再開発、広域農道の整備、狭山池の公園化を含む整備など、建設省勤務時代の経験と人脈を生かし、故郷のため一心で頑張りました。

夢の実現

その後、有難いことに4期12年に渡りご支援を頂き、国政に携わる者として皆様のために働ける機会を頂いています。平成13年1月の省庁再編による新省庁「経済産業省」の初代大臣政務官として初めて内閣の一員を務めさせて頂き、その後は厚生労働大臣政務官、財務副大臣、衆議院国土交通委員長など、数々の要職を拝命しました。

また「世界における日本の役割」を常に念頭に置き、世界の貧しい人々に居住の場を与える国連ハビタットのアジア太平洋地域副代表として活動したり、中国残留邦人の救済として帰国促進と自立支援に向けた法改正を実現したり、諸外国との連携や援助を軸にした国づくりを行っています。今後の日米関係の重要性も十分認識し、毎年「日米国会議員会議」に出席し、世界の諸問題について米国国会議員と英語で討論を重ねるなど、活発な国際的活動を行っています。

国内においては「努力すれば報われる社会」を形成し、国外においては「世界から尊敬される国」として世界平和に貢献することが、わが国の目指すべき姿だと思います。そのためにも、不況にあえぐ日本経済を立て直し、それと共に安全対策や教育改革、将来を見据えた福祉問題等に全力で取り組むことが私の使命と考えています。愛すべき故郷への貢献と共に、これら「夢の実現」こそ私の信条です。

 

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