○涙の川を渉るとき
作曲家の遠藤実氏から自伝『涙の川を渉るとき』をお送りいただいた。
氏は高名な作詞作曲家であり、国民のほとんどが慣れ親しんだ曲が多い。
私の父もよく盃を傾けながら演歌を口ずさんでいたものである。
遠藤氏は戦前、新潟県の貧しい田舎に生まれ、時代は戦中、戦後という最も苛烈な時代を生き抜いてきた。
そしてついには全国に知れわたるほどの有名人になるわけだが、その人生行路がありのままに語られており、一気に読んでしまうほど面白かった。
人間は知恵と努力と運があればこのように立派になれる。今の若い人たちにも、ぜひ読んで欲しい一冊だ。
|
|
|